中継機(リピータ)の効能
大きくメリットはふたつあります。
まず、飛距離を稼ぐことが出来る…理屈だけで言えば、カバー範囲(飛距離)は2倍になります。
もうひとつは、混信対策です。
免許不要な無線機、どなたでもどんな目的にでも使用が許可されていますから、場合によってはお使いになる方が集うことがあります。
この場合、一般の特定小電力トランシーバーの20CHだけでは混信して実用にならないケースが生じます。
周囲に影響されない安定な動作(通話環境)を期待する場合も同様です。
中継器に対応できるトランシーバーは、流通台数から言っても少なく、、また移動運用する場合に中継機(リピータ)を移動しながら…という使い方は、まず考えられません。
ということで、広い範囲で安定な通話環境を得たい場合に、とても有効なのが中継器(リピータ)ということになります。
一般的には、写真①のように、専用の中継器(リピータ)を使用します。
高額にはなりますが、屋外仕様の製品もあります。
トランシーバーの種類によっては、自分自身を中継器と使用できるモード切替を持ったものもあります。
ICOM IC-4088D などがそういったモデルです。
段取り(多段中継)によっては、通常電波が届かない構造物の中でも、広範囲に無線による連絡(通話)が可能になります。
そのイメージは、写真②の通りです。
詳しくは、お問い合わせ下さい。